書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一日とは一生の縮図である

朝から晩まで仕事をして、他人のために時間を使い、帰宅後は自分のために使う。問題はその自分のために使うべき時間の使い方である。自分時間なのに、誰かのユーチューブの再生数に貢献したり、愚痴を言う配信を聴きにいったり、炎上するヤフコメを見たり。…

外出したくない病を発症しました

外出が好きだった僕が今やめっきり外出しなくなった。スタバを除く。スタバは僕にとってはトイレに行くみたいな日常行為なので除く。 でも、ふだん出たがりな僕がこんなタイトルのブログを書く日が来るなんて思いもしなかった。これは非常事態である。家庭内…

違和感を植えつけろ

おや?と思わせるような、大袈裟すぎるくらいの違和感が必要だ。 誰かの心を動かすには、心の引っ掛かりをつくることだ。 まずは見た目から。わかりやすく変な語尾とか、よく使うオリジナルワードとかでもいい。 同じことを考える人はたくさんいるが、まった…

言葉ひとつ、人間ひとり。

言葉には人が宿り、人には言葉が宿る。 人と言葉は一心同体だ。 自分の発する言葉は、自分の耳が一番近くで聞いている。誰かを傷つける言葉を発したときは、実は自分が一番傷ついている。誰かを救うような言葉を発したら、その瞬間、自分を救っている。 自分…

自分こそは正しいと勘違いしている人へ

他人から無理難題を突きつけられたとき。言われた方は理不尽だなと思いながら、なんとか形にしようとする。こちらは最初から諦めているから、その歪(いび)つな解答をもって、相手を納得させたい思惑もある。現時点でどうあがいても未完成のものにしかなら…

死ぬ直前の10秒が幸せならそれでいい

とある本でグッときたワード。極論だけれど、直球で心に響いたやつ。 この文章を思いつく人の、めまぐるしいほど充実した人生を想像してしまった。それほどこの一文には凄味がある。失敗も全部成功で、悲しい出来事もすべて必然で、他人は変えられず変えられ…

一年に一度だけちがう自分になる

あるラジオで聴いた話。長年連れ添った夫婦。子供も二人いる。妻の方から提示された結婚の絶対条件がただ一つあった。それは、一年に一度だけ誰にも行き先を告げることなく遠くへ出ることだった。一度行ってしまった妻に対しては電話もメールもダメ。外出先…

書かない勇気

いとも簡単に書いてしまえる人が最強か。書くハードルが低いということは一見良いことのように思える。しかし、なんでも書いて万事解決できるだろうか。書くという行為はそれほど万能なのか。 爽快感達成感はあるが、書くことに任せすぎてはないだろうか。書…

電子書籍は非情である

あの薄いKindleの中に電子書籍なら何百冊と入る。 片手でページ送りもできて、蛍光ペンがなくとも、マーカーが引ける。21世紀で完成した新たな本の形態である。しかし、どこか味気ない。 小学生の頃、図書館で借りるときに、本の巻末にある貸出カードに記録…

三日坊主でも大丈夫!

習慣とは、必ずしも毎日繰り返さなくてはならない所業を指すのではない。 今日はジョギングやめたい ↓ でも決めたことだからとイヤイヤ走る ↓ 脳がジョギングを嫌なことと記憶する ↓ 結果、続かなくなる この事実は、「休み過ぎは禁物だが、休みたいときは素…

自分のことに時間を使えていますか?

他人の顔色をうかがい、他人に極限までやさしく、他人を絶対に傷つけることなく… 自分など二の次、他人に迷惑を掛けないことが一番いい生き方… と言い聞かせながら 我を忘れているときというのは、二種類ある。 自分に時間をかけているか、他者に時間をかけ…

感情が正義とは限らない

今週ラジオで聴いた、心に響いた話を紹介する。 感情とは肉体的な反応であるというのだ。たとえば、テレビを30cm離れて見るのと、5m離れて見るのとでは感情への影響具合に変化が生じる。物理的距離が近いほうが感情への影響が大きくなるというわけだ。イヤホ…

日常の消え入り言葉

ビジネス社会に生きていたら、毎日、自分の腑に落ちない言葉が周りにたくさん溢れていることがわかります。 僕はそれを密かに日常の消え入り言葉と呼んでいます。検討、参考、確認、貴重なご意見など。 「検討」なんて、国会答弁だとよく分かりますが、前向…

学びは最高の娯楽である

学びは、自分の人生だけでなく、他人の人生にも影響を与える。 学ぶことで世界が広がる。 得た学びによって、人をいろんな表情にさせ、まだ見ぬ化学反応を呼び起こさせる。学びは解き放つまで、どういった結果が生じるのか分からないところもいい。ある意味…

人生は一度きりのウソ

「人生」は一度きりではない 「やる気」が一度きりなのだ やる気が何度も湧き上がってくる人には、その分だけ人生があるのだ。 やる気が一向に湧いてこない人は、人生に広がりがないのだ。 「人生は一度きり」という言葉、私は苦手だ。 何をどのように頑張っ…

あの日、僕らの合言葉はスマブラだった。

小学4年生のとき、学童野球の帰りに友達の家によく潜り込んだ。門限は6時。その子の家から、僕の家まではどれだけ急いでも15分はかかる。だから17時45分まで必死に遊んだ。あともう一回、もう一回だけと。ギリギリまで何度も何度もぼくたちは対戦をした。そ…

脳は壮大な実験場だ。

みたいもの、ききたいもの、たべたいもの 全部記憶へ書き換えるゾ 脳はみんなもってる実験場 カレー煮込み前の鍋のようにいろんな具材を入れて寝かせることでさらなる新発見がある 無限の夢がつまった場所 誰しも与えられた、こんなスーパーシステム 使わに…

人は「自分で気づいたこと」しかできるようにならない

どれほど他人からイイコトを教えてもらっても、自分のモノになっていなければ、できない。できるのは真似事まで。他人からの受売りは、本質的に自分がやったことにはならない。 ある本の中で描写された表現だった。今ここで再度、この言葉を噛み締めているの…

「電車の事件のように」という犯行供述の違和感

先日、都内の居酒屋で店長を人質にとった立てこもり事件があった 店員の機転の利いた対応により大きな怪我人はなかったという。 犯人の供述によると、 「長崎から上京して、2週間前から路上生活を送るようになり生きる意味を見失い、最後に罪を犯して死刑に…

言葉に責任をもてる人

言葉に責任をもてる人はかっこいい。言葉に責任をもてるということは、行動に責任をもてる人であり、自分や他人を変えることのできる人だからだ。 その逆をいく者が、スキャンダルに仕立て上げようとするマスコミたちだ。あげあしをとったり、表現を水増しし…

本の虫になるか、スマホの虫になるか

朝スマホのアラームで目覚め、寝間着のままベッドの上で読書を始める。そうしたら一日、読書べったりになる説である。まるで読書するためにその日目覚めたかのようである。 読書に限らず、無意識と有意識のちょうど境目にある覚醒時というのは、洗脳とまでは…

若いときこそ内面にお金をかける

もしも自分が偉そうな中間管理職になったときは、身なりに家電に旅行にいくらでもお金をかけられる。だから無理に若いうちから見栄を張らなくていい。 むしろ、若く貯金もないときにある手持ちの少ないお金を使ってこそ、内面磨きに意味が出てくるのだ。早く…

都道府県〇〇人という新単位

都道府県○○人という見出しにすっかり慣れた。東京500人、沖縄1000人というように。現代における最後発でかつ最も悲しい単位だ。地域ごとのウイルスの感染者数。昨今はさも当たり前のようにウィズコロナ環境となった。だがそもそも、微小なウイルスに人類の生…

笑いの過剰摂取

年末年始の特番が落ち着いた頃である。やはりお笑い番組が毎日のように放送されていた。今年も年の瀬は芸人さんに全面的にお世話になった形となった。一言でいえば、笑いの過剰摂取ということになるのだけど、いくら笑ってもお腹いっぱいには全然ならない。…

自己啓発本は眠くなる

昨今「〇〇大全」とか「〇〇図鑑」とか「今すぐやるべきこと100」みたいな本が目につく。それはある種、自分のやりたいことが一通り載っている完全版のような本を皆が好む傾向にあるということだ。一冊の完全版は、未来の新しい輝かしい自分像を容易に思い浮…

誰かの習慣の一部になること

2017年12月17日より始めている当ブログである。4年が経過し、現在5年目の渦中にある。 今も尚読んでくれる人がいることに今更ながら感激している。それはつまり、自分の書いた文章を読むことが誰かの習慣の一部になっているということ。 いい時代であるなぁ…

将来の我が子へ教えたいこと〜テスト編〜

子「テストなんか受けるもんか!」 テストがたまらなく嫌で、そのテストの仕組みそのものに疑問をもち、完璧じゃないと思うのなら、君がすべきことは「テストをあきらめて放棄すること」ではない。その嫌なテストでいい点をとって、将来ルールを決める側に立…

ブログを書かねば次の日が来ない

今日もVOICYで誰かの放送を聴いていたら、ちょっといい話を聞いた。「一日でも休むと気持ち悪いから、毎日更新しているんです」というパーソナリティがいた。それは日々の歯磨きのように、あることを達成しなければ、もはや生理的にも気持ち悪いレベルまで来…

分厚い本こそ紙で買え

年末年始、読書に没頭する人も多いことだろう。そういえば、いつかのラジオでミニマリストの方が言っていた。「分厚い本こそ紙で買う」 以下2点のメリットがあると。 ・電子媒体でのページ送りの面倒さ ・紙媒体での残ページ数が直感的にわかること 便利で手…

神社に願い事しかしない僕ら

今年も元旦の日に初詣に行くことができた。まず健康体でなければ為せないことなので有難いことである。そして今年も当然のように、自分の願いを神様へただ放った。そのとき、願い事しかしていない一方通行の関係であることに気づいた。物心ついた年齢の数だ…