書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

書かない勇気

 

 

いとも簡単に書いてしまえる人が最強か。書くハードルが低いということは一見良いことのように思える。しかし、なんでも書いて万事解決できるだろうか。書くという行為はそれほど万能なのか。

 

爽快感達成感はあるが、書くことに任せすぎてはないだろうか。書かずにグッとこらえる。そんな瞬間もときには必要ではないだろうか。

 

書いてしまえば楽になるが、書かずにいるとずっと苦しい重荷を背負っているかのようだ。書かずにいる生殺し状態のほうがよっぽど辛いものだ。だがしかし、その時間も必要ではないだろうか。

 

 

書くことが簡単な人は、あえて書かないことが勇気になるだろう。

 

書かないことが簡単な人は、あえて書くことが勇気になるだろう。

 

 

書かないことは、我々にとって、ときに大きな勇気となる。書かずにグッとこらえて、次の日に持ち越したとき、より感情が濃縮され、さらに異なる景色が眼前に広がることだろう。