書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

2023-01-01から1年間の記事一覧

年を越せない人もいる

親の介護につきっきりな人、不妊治療で頭を悩まし続ける夫婦、スキャンダルに怯える大物芸能人。人それぞれ様々な境遇がある。年越しは全員に平等じゃない。必ず年越しが良いこととも限らない。ずっと同じ時間を彷徨ってる人もきっといる。自分一人の年越し…

今年最後に読む本を吟味してます

明日で終わりの2023年。ということで最後に読む本を探してます。気合いの入りようが今年イチです。あまりにものめり込みすぎて、読みたい1冊が決まらないかもしれません。新しい本を読んでもよし、くり返し読んでいる本にしてもよし。年末の本選びはどこま…

アラフォー女性社員から大掃除マウントを受けました

昨日が最終出勤日でした。3時のおやつどき、何やら周りが慌ただしくなりました。それで思い出しました。あ、今日大そうじだと。デスクに座りながら、申し訳ない思いを背中に滲ませながら、早く仕事よ終われ、と願っていました。一応僕もちゃんと焦ってはいま…

嫌いな人に嫌われるのはメリットである

成田悠輔さんが言っていた。たいていの人は人間関係に価値を置きすぎている。さらに、嫌いな人に嫌われることは実はメリットであるのだと。嫌いな人と絡むということを減らせる。もう人生における貴重な時間を割かれることはない。嫌いな人にまで好かれよう…

100個のできたことより、1個のできてないことに悩むのが人間だ。

仕事でもそうだが、完了済のことはもう眼中にない。頭から完全に抜け落ちる。そして、まだ着手中や取組み中の案件だけが気にかかるようになる。これはザイガニック効果といい、心理学の世界でも有名な話である。そんな自分をただ弱いと思うか、それとも、こ…

今日も目の前には本が山積みです

年末年始ということにかかわらず、ぜんぜん読書がすすまない。いや、多少はすすんでるのだが、読みたい本の数が、読める能力を完全に超えてしまっている。今に始まったことではないが。だから、いつまでたっても目の前の本が片付かない。溜まりに溜まった洗…

その指はスマホのスクロールに使うためのものじゃない

その人差し指は、本をめくるためのものだ。手帳に想いを書き込むためのものだ。未来をつくるためのものだ。スマホに指をつかうときは、過去に触れていることが多い。あとはどうでもいい誰かのつぶやきや、今日食べたもの、行った場所など。あなたのその指は…

上司からは少し煙たがれるくらいがちょうどいい

めんどくさい頼みごとをされやすいイエスマンに成り下るよりは、上司から多少煙たがれるほうが100倍マシだ。「あいつは一筋縄じゃいかないぞ」「なかなか言い返してくる」と思わせるくらいでいいのだ。そうでもしないと、課長と平社員との絶対的な差は埋まら…

怒りは自然消滅しない

ハラワタが煮えくり返るくらいの怒り。まず、そんなものは自分の意志で消せない。いつのまにか自然に消えるだけ。取扱注意な感情だ。ある本とかで、嫌な人のことを考えるその時間がもったいないから、その人の言う事は聞き流せばいい。と簡単に淡々と書かれ…

今年もビビッとくる本にたくさん出会えました

今年もあと10日あまり。本当に面白くて、自分にぶっ刺さる本というのは、電撃がはしるもの。ずっと手元に置いておきたいと思う。電子書籍ではなく、紙媒体で。メモしまくって、ページをぐちゃぐちゃにして、自分の人生の時間とともに時を重ねてゆきたいと心…

人望が落ち続けてる人

僕の周りに約1名、出勤を重ねるたびに人望を落とし続けている人がいる。大抵の人は、アァあの人ねと苦虫を噛み潰したような顔をするだろう。ここで一番気になるのは、本人はそのようにまったく感じていないのだろうか、ということだ。残念ながら、それを単…

月曜日は鬱曜日

月曜は疲れる。仕事の忙しさ、ハードさを思い出し、また仕事に溺れのめり込みだす月曜日。めんどくさい仕事、それ以上にめんどくさいのが人間関係。宮崎駿は終始めんどくさいを連呼している。駿さんのめんどくささと、サラリーマンのめんどくささ、どっちが…

オレの中の大谷翔平が言っている

ここで終わっていいのかと。 仕事も勉強も人助けも。 無条件に最強になれる、ピンチにいちばん強い言葉。 だれもがこの世界の主人公になれてしまうマジックワード。 オレの中の大谷翔平が言っている。 だれでもみんな、一人くらいは、心の中に大谷翔平がいる…

外出時、本3冊を持ち歩けばスマホを触ることがなくなりました

人は、目の前にある「何も手を付けられてないなにか」に人はいちばん気を取られる。そこに本があるから、大して面白くなさそうでも、読む。手を伸ばす。スマホは電源をオフってたら、ただただまっくらな板。カバンの外ポケットにでも入れておいて、視界の外…

きょう地球が滅亡する夢をみた

夢の中では2023年11月最後の日だった。白煙舞う荒れた荒野にただひとり突っ立っていた。このまま地球が滅亡してくれたら自分の悩みもすべて消えてくれるだろう。だが、それと同時に楽しみも奪われることになるだろう。人間とはきわめて多面的な生き物なのに…

ウザい奴は全員モブキャラと思え

モブキャラに心乱される時間が、人生において一番ムダである。仕事中なのに平気で関係ないチョッカイをかけてくる者。家庭のことを気にしてくる者。いつも監視してますよオーラを出してる者。全員邪魔でしかない。家に帰って鏡で見なさい。その憎き顔面を。…

本を買って後悔することはほとんどない

読書って、本を買おうとするところから、すでに始まっていると思う。いま流行しているもの、人々が考えているものが一覧になっている唯一の場所が、本屋だ。だから、本の表紙をただ眺めてるだけでも立派なインプットなのだ。そして、本を買うという行為もま…

週に一度、完全無意志の日をつくる

僕にとって無意思の日はだいたい、仕事のない土曜日もしくは日曜日としている。無意志とは文字通り、人間としての意思をなくし、本能の思いつくままに事を運んでいくことである。昼間からビールを飲み、夕食は出前を注文し、高尚な本は読まない。こんな感じ…

ブログという不特定少数の心地よさについて

たとえばSNSは、常に世界とつながってる感がある。ブログもそれと同じく、インターネット媒体なので世界とつながっているはずだ。しかし、間違いなくそのはずなのだが、どこか身内感がある。そもそも今の中学生や高校生は「ブログ」を知っているのだろうか。…

仕事ができる人は偉いわけじゃない

自分の体感では、仕事ができる人が3割で、残り7割がふつうくらいの人と、仕事ができるわけじゃない人だと思っている。デキルヒトからすれば、デキナイヒトに時間を割かれたくない思いがあるのだろう。なんでそんなことも分からないのかと投げやりになり、口…

最悪な日の次の日は、だいたい平凡な日だ。

毎日毎日生きていりゃ、どうしようもなくツいてない日はある。最悪という日が来るときもある。面倒な電話をとってしまった、上司が不機嫌なときに話しかけてしまった、ラーメンのスープにマスクを落としてしまった… 不運なことがあっても宝くじで10万当てた…

今日こそ1駅目で本を開こう

仕事上がり、バスや電車に乗る。ほんとうはすぐ本を開きたい。本の世界へ浸りたい。しかし、相当な胆力がなければスマホの波に飲まれてしまう。魅力的でカラフルな情報の波に飲まれてしまう。本はモノクロでちょっと弱い。しかし、いちばんカラフルなのは想…

忙しいときは分身してます

自分はふたりいると思い込んだら、忙しさは一気にファンタジーになる。新しい仕事が舞い込もうがどうでもよくなる。吹っ切れる。忙しいとき、仕事の多さより、忙しさそのものにイライラしてる気がする。頭が思考停止し頭が火照る。細かなミスで余計に自分を…

おじさんになってCoCo壱番屋の良さが分かるようになりました

学生くらいまでは、ココイチのカレーなんてカツカレーで1000円もいくし、味もそこまでだしとか思っていた。しかし、今年に入り急激にココイチ推しへと変貌した。むしろあのマイルドさがいい、そして飽きのこない完成形の味なのだと思うようになった。さらに…

無の時間こそ"生"を実感できる

ただ散歩する、ただ思考する、ただぼーっとする。まはやこれは一般現代人の最大の刑のように思える。この時間で〇〇ができたのにという後悔の連鎖は永遠につづいてゆく。この時間があれば、SNSできたのに、動画を見られたのに… まるで、つねに何かに触れてい…

11月30日を境に時間の流れが早くなった

それはまるで永遠に金曜日を繰り返している感覚だ。一週間が長い一日のようでもある。1年の締めくくりが近い。忙しい、と一言で片付ければそれまでになる。そんなものでいいのだろうか。時間感覚が目まぐるしいというこの稀有な感覚を、環境的要因のせいに…

仕事をしているときだけ、仕事のことを忘れられる

矛盾していると思われるだろうか。仕事をしているときに仕事を考えること、これは当然のことで、皆がやっている。しかしこれはある意味で、仕事について真には考えていない状態とも言えるのではないか。ただ仕事に従っていればいい。会社のルールのなかでプ…

哲学者という資格はない

いわゆる哲学者という呼び名は、過去の偉人になって初めて与えられるものだと思う。ソクラテス、カント、ニーチェ… 彼らは「哲学者」という資格を持っていたわけではない。世界を動かすほどの多大な功績をもって、その立役者として「哲学者」という称号を得…

元気のない人をみると元気がでる

我ながらめちゃくちゃ性格がわるいと思う。周囲に元気のない人がいたり、なんか怒ってる人がいたり、なんかブツブツ言ってる人がいたり。そんな人たちを見ると妙に安心してしまうのだ。性格の悪さうんぬんじゃなく、体がそう反応してしまうのだから、もはや…

これから関係が続いてく人とだけ付き合えばいい

会社でキライな人が数名いる。今日その一人にめんどうなことを頼まれた。明らかにソイツでできる仕事であり、人に頼むのにも値しない小さすぎる雑務だった。かちんとなった。私は雑用係じゃない。 人間関係には7:2:1の法則がある。7がふつうの人、2が良好な…