2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧
買った服、日常の食材の重みは、ただ重いと感じる。しかし書店で買った本は何冊かばんに入れても、重みを感じない。これが全部頭の中におさまると思えば軽いもの。頭に入れば以後重みは感じない。そして自分の本棚に格納されるのを眺める時間も、愛すべき時…
だらしなく三大欲求をもう一度くりかえしている。明確な意志も、明確な予定もないときだけ可能な、人間にしかできない選択。二度寝はたまになら良いと思ってる派です。なんならぜったい幸せホルモン出まくってる。
夕方、2歳の息子といっしょに図書館に出かけた。絵本コーナーに駆け足で向かうと、次から次へ絵本を棚からとりだしてはページをめくっていた。そこに本来の読書体験を感じとった。まず当たり前のことだが、本をめくらなければ本との触れあいは始まらない。最…
ある本で読んだことに納得した。なぜこうも毎日、明日に後回ししてしまうのかということが。それは明日も日々が続くという意識が根底にあるからだと思う。でなおかつ明日に期待するという習性がなければ、生きている意味を見いだせなくなるからだろう。つね…
なんでこうなったの、どうして出来事が起きるの。それら疑問を全解決する言葉。世界のバランスがそうなっている。起きた出来事をふわっと受け止める。いや受け止めてさえもいない。ただあるがままに素通りするものを横目で受け流す。世の中には、解決してい…
きいろのふわふわ、気泡がぷつぷつ。生卵をサーッと流し込み、じゅわじゅわと鳴る音。フライパンを縦横無尽にかけめぐる黄色のじゅうたん。卵焼き、口にいれるとほんのり甘くて、出汁がきいてて、冷たくても温めてもおいしく召し上がれる愛すべき国民食。き…
きょう職場で、とある特定の職員の陰口を言っていた人がいた。おなじ空間に居合わせていた僕はただ不快だった。そういうときは誰にも知られないように二人だけのジェスチャーを使うか、いっそのこと誰にも理解されない英語とかで話してほしい。陰口悪口は第…
ポケモンでいう、かえんほうしゃを覚えたとき並みの衝撃がある。絵本よもう?薬のもう?服きよう?親からの要求に対し新技「あーとでー」を放つ。効果は、親からの要求を後回しに、運が良ければ(親が忘れたりすれば)その出来事自体をなかったことにできる…
カフェでの読書は大好きだ。一番すきな時間の使い方の一つだ。だけどカフェだから普段読めない本も読みやすくなるという考え方はしたくない。心から読みたい本というのは、場所に左右されず、つねに自分の頭の中を漂いつづける存在なのだ。本そのものに恋し…
子どもの行動は制御できない、子どもの行動にはすべて親が責任を持たねばならない。子どもがお茶をこぼした、子どもがガラスを割った、子どもが転倒した。この場合の加害者は子どもではなく親だろう。「子どもがいる親はほんとうにすごい。少しでも目を離す…
たぶん大多数の人がむだに話したくなるんじゃないかと思う。会社のエレベーターとかとくにそう。知っている2人なのに何も話していない時間が気まずいのだろう。しかし無理やり天気の話などして何になるというのだ。逆にその汗っぷりが気まずさを生まないか。…
日付が変わった時点で、前日のモヤモヤとかを引き継いではならない。スパッとサヨナラしなくちゃいけない。よかった感情だけ持ち越そう。昨日は昨日、今日は今日で、主体は自分。ただし、昨日のジブンと今日のジブンはちがう。やる気もモチベーションも睡眠…
誰かにありがとうと言ってもらえること、考えを理解してもらえること、真剣に話を聞いてもらえること、仕事を遂行すること、健康体でいること。そのどれもが毎日欠かすことなく起こしている奇跡なのだ。たまたま起こっている偶然の出来事ではない。当たり前…
本で得たことをすぐに実践できる有難さがある。高齢になるとどうしても限界があり、特定のコミュニティくらいでしか生かす場面がない。自分が職業集団のうちの一人となると話はちがう。同僚、上司、得意先と多岐に生かすことができる。ここにまさに文字通り…