2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
2週間に一度は、朝の喫茶店に行かなければ身が持たない。あの空気、手際の良い店員の所作、常連客たちの過ごし方、もちろんおいしいコーヒーも。行けば間違いなく、生産的な時間を送れることを約束された場所。自宅、職場に次ぐサードプレイスに一番ふさわ…
よかったこと、うれしかったこと 人生においてこれを書いているときが一番ひとりニンマリできる瞬間であろう うれしい出来事というのは1週間経っても、半年経っても、10年経っても色褪せない、心の中の素晴らしい記憶だ 記憶しつづけるためには記録が必要 …
スマホ、もはや自分の顔より眺めている平たい物体。それ一つさえあれば、だいたいの欲は叶えられる。欲しくなったものを欲しくなくなることだって、反対に、ぜんぜん欲しくなかったものを欲しくなることだってできる。使ってみた動画を見て満足し買わなくな…
ふだん私はどちらかというと前者であり、後者になるときもあるがそのときはかなり意識が高く保たれているときに限る。つまり、よほどの鋼の意志でもない限り、多くの場合スマホを見てしまうのだ。気づいたら10分、さらに気づけば30分、ここまで来ればしょう…
無我夢中でルーティンに浸っている境地とでも言おうか。家事に代表されるような、これをしないと今日を終われないという定型業務が誰にでもある。それを文句ひとつ言わず、毎日着実にこなしている自分のことはもっと褒め称えるべきなのだ。行為の繰り返しに…
自己啓発本を手当たりしだいに、新刊本をひたすら読み続けると自分がなくなる気がする。小説でそれが起きないのは、小説は100%他人事の空想の世界と割り切れるからである。しかし自己啓発本となると、どれもそれらしいことが述べられている。当然といえば当…
先日、となりの席の先輩から、◯◯さんはいつも机の上をきれいにしてから帰るね、とニコニコで言われました。 そのときは照れて、「マジですかありがとうございます、でも昼休み中の机はむちゃくちゃ散らかってますよ」と返した。事実でもあったので。 何気な…
リーチが近づいてきた、全身の力が抜ける。エキサイティングな日々、アグレッシブな鍛錬。精神的にも体力的にも佳境を迎える。年齢とはなんだろう。人生を諦めていい残り可能性だろうか。いやそのはずはない。むしろ逆で、まだまだ前を向いていい可能性だと…
就業時間が終わり、家路に向かう途中の時間帯は危険だ。コンビニ地獄を越えなければならない。おまけに季節は夏。喉も渇き、仕事の苛立ちもまだ新しい。たった200円少しで手に入る麻薬。ここまで思考が巡ればまず買ってしまうこと確定だろう。家路では酒のこ…
途方に暮れるほどの長い歴史において、自分という個体はたった一つだけである。その体で過ごす1年、1日、1時間、1分はきっと奇跡の最小単位である。個々に与えられている自由な時間はもはや神の裁量。だれかを泣かすのも喜ばすのも生かすことも殺すことも自…