どれほど他人からイイコトを教えてもらっても、自分のモノになっていなければ、できない。できるのは真似事まで。他人からの受売りは、本質的に自分がやったことにはならない。
ある本の中で描写された表現だった。今ここで再度、この言葉を噛み締めているのだから、その一節に私はいたく感銘を受けたということだろう。
これまでの人生でうっすら気づいていた事実であり、ある意味ずっと気づきたくなかったことをズバッと突きつけられた気分だ。
人はやはり自分で気づいたことしかできるようにならない。だから人は日々藻掻き、一番ベストな選択ができる方へと舵を切り続けなければならない。
思考と試行でしか、生きるうえでの選択肢は増えないのだ。