書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

職場に赤ちゃんの情報を言いたくないです。

 

育児休業をいただいている身だ。それについてはありがたいことだと心から思う。しかし、いずれ私が職場復帰した際に、堰を切ったように赤ちゃんのことについて質問責めにならないか心配している。休業を取って、会社やスタッフに迷惑をかけた。これは間違いのない事実だ。だがその分こちらのほうも、給与の算定が休業期間中ストップしたり、出世スピードが減速したりとデメリットを被っている。それでトントンということで良いではないか。生後まもない赤ちゃんの情報はデリケートなもの。親は過敏になっている。初めての子なら尚更である。宝物以上のかけがえのない存在が家族である。名前やその由来とか出産方法とか出産病院とかやたら聞いてくる人は、土足で他人の家庭に踏み込んでいるようなものだ。そうした質問をされるたびに、適当にはぐらかすこちら側の心労と気遣いをまるで分かっちゃいない。育休で確かに迷惑をかけた。それは事実。はいおしまい。いずれ職場復帰する。はい以上。課長だろうが部長だろうが誰であろうと、他人のプライバシーに必要以上に踏み込んでいい権利など無いはずだ。いや断じて無い。私が反対の立場であってもそう気をつけるようにする。育休取得と赤ちゃんの情報は等価交換じゃない。赤ちゃんが無事生まれた、性別は○○。それだけでもう十分ではないか。なぜわかってくれないのだろう。幸せの疑似体験をしたいなら他所でやってくれ。他人の家庭にすがってくるな。