書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

もう一度戻りたいと思える職場

 

 本日から育児休業に入る。昨日は同部署内であいさつ廻りにいった。女性比率の高いところなので、奥さん目線で奥さんの心配をしてくれる人が多かった。それも心強いし、まだまだ今の時代、男性が育休を取りにくいこの時代に私が育休取得することに対して、否定的なことを言ってきた人は一人もいなかった。たいへん救われた。育児にもより身が入るし集中できる。

 退勤時、仕事の区切りをつけた私に対して、上司が言ってくれた言葉が心に残っている。なにか思い出したら電話してくれたら大丈夫やし! この押し付けない感じがいいなと思った。確認事項があれば職場の方から電話するかも、よりも、何かあればこちらの意思で電話していいということ。こちらのほうが心理的プレッシャーは半減されると言ってもいい。私がいずれ上司の立場になったら休む部下に使ってあげたい言葉のひとつになった。

 とはいえ今は育児休「業」で完全な「休み」ではない。たとえ職場から緊急の電話があっても大人の対応をしたい。今回私のわがままを受け入れてくれた職場の人たちには感謝しかない。むしろ早く復帰したいとも思えた。もっと仕事に愛着がわくという、人生にとって貴重な経験をした。