書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

一人の頭脳がこうも世界を変えてしまうのか

 

ある大統領のせいで、世界は大混乱に陥っている。人の命が軽んじられ、人の生活が軽んじられ、自国さえ軽んじ、己の信念のまま突き進むやり方。これらすべて、一人の頭脳が招いたことである。一方で、世界を変える大発明やノーベル賞といった人々に勇気を与えるものも数多く存在する。頭脳の使い方による劇的な世界の変わり様に改めてただただ驚愕せざるを得ない。普通の感覚なら真っ先に怒りが沸くであろう。人は共感覚を持っているからだ。他人事であっても、自分事に置き換えて、痛み怒り喜びが乗り移るのだ。一方でそうかと思えば独裁者のような人物に入れ込んでしまうこともあるのが人間だ。もちろん、世界中に正しい人しかいなければ醜い争いなど起きない。他と違う方向へ、己の野望のため人を傷つけても厭わないのだという麻痺した感覚を持ち始めると、その時点から人間は恐ろしい悪魔同然となる。平気で人を傷つけるし手段を選ばない。人間を人間扱いしない。世界情勢にただただ傍観することしかできない世界市民のひとりである私は、それがたまらなく悔しい。こんなことが許されるはずがないと1億回、1兆回唱えたところで現状は1ミリも変わらない。本当に、悔しい。今日も憎悪だけが渦巻く。