書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

根回しに手を抜かない

 

ひさびさに僕の愛読書のグッときた部分をご紹介します。

 

有川真由美著 『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』 

ヒント68「根回しに手を抜かない」より

 

根回しというと陰で動き回ったり、ゴマをすったりするネガティブなイメージがありますが、仕事ができる人ほど、根回しは段取りの一部と考え、時間をかけます。

 

根回しとは、「自分も関係者だ」と思っている人に、事前に同意を取っておくこと。根回しは仕事の段取りの一部であり、人に対する思いやりなのです。また相談される人も「当事者」として、一緒に考えてくれるので、心強い味方になり、案自体もさらによくなるでしょう。

 

さらに有川さんは、それは仕事だけじゃないよ、とお考えを展開されます。

 

家族や身近な人こそ、根回しは大事です。「〇〇するね」と事前のひと言がなかったばっかりに、ケンカに発展したり、協力してもらえなかったりすることもあります。根回しに手を抜かない人は、まわりを大切にし、感謝している人でもあるのです。根回しは仕事、人間関係の潤滑油です。

 

ほぼぜんぶ、書いてあることグッと来たので丸写ししちゃいました。更にあとで僕のノートにも書き溜めておきます。この読者に言い聞かせるような句読点の扱いかたを見ても、著者の有川さんという方が繊細でお優しい方だと分かりますね。

 

以上、「僕の愛読書のちょっといいとこおすそ分け♪」のコーナーでした