書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

職場は学校じゃないから無理に仲良くする必要はない

 

 職場での人間関係は最低限、利害関係さえ一致していればいい。プラスアルファとして個人的に日常会話をしたいとか、ちょっと仲良くなりたいという人とだけ関係をもつほうがベストな距離感だと思う。それは同時に関係をもちたくない相手とは、無理にもたなくてよいことも表している。仕事においては、それで自分に給料がもらえるし、会社にも貢献できているのだからそれでいい。この基本的原則には、課長だって部長だって介入することはできない。

 だからたとえば、部長と仲違いしてしまったところで、人間関係は壊れたままだが、最低限、仕事上の関係が継続していれば問題ない。誰も文句は言ってこない。唯一何かあるとすれば上長にあたるその部長だけだろう。部下に嫌われてしまっては、周りへの示しがつかないからだ。この場合、あんがいその真理に気づいている部下のほうが吹っ切れているものだ。自分からは一切口をきかないと一度決めてしまえば、その意思は固く、部長の引退まで持ち越すことだってあるだろう。部長は心にひとつのわだかまりを残しながら引退していくのだ。ざまあみろだ

 職場は学校じゃないから無理に仲良くする必要はない。だがそれは人間関係を蔑ろにしていいということでは決してない。そこを履き違えてはいけない。僕のように、二度と修復不可能な心の傷を与えられるようなことは、社会人である前に、真人間として絶対にあってはいけないことなのだ。なぁ部長