書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

タイトル寝かしつけの術

 

更新するほどでもないなぁという平凡な日のためにとっておきの技がある。その名もタイトル寝かしつけの術である。タイトルならいくつか思い浮かべられるだろう。なんでもいい。「明日は火曜日」とか「今日も黒髪だ」とか「そろそろ本場のカレーが食べたい」だとか。ファーストステップとしてはそれでも構わないが、もう一つ上のセカンドステップを目指すならば、せっかくなので、寝かしつけ甲斐のあるタイトルをいくつか用意するといい。ちなみにこの「タイトル寝かしつけの術」というタイトルもしばらく寝かしていたものだ。自分が書きたいと思った瞬間は当然その事柄について書く気で満々なのだが、しばらく寝かしておいたものは、ある程度熱がさめ冷静になってくる。その状況下でも尚書きたいという意思が残っているのなら、書く資格が未だ大いにあるということだ。むしろ、いずれ書かなければもったいないほどの内容であると考えていい。時間に研磨され、何日後かの成長した自分にも認められたとき、タイトル寝かしつけの術・成功といえる。