書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

地球の反対側でも僕はブログを書き続けるだろう。

 

 たとえば、会社の転勤で海外に飛ばされたとする。でも僕はブログを書くのをやめないと思う。僕がブログを書くのに必要なものは、ネット環境と、書くネタと、元気の3つだ。だから所在地はどこであろうと関係ない。大げさな言い方をすれば、地球の反対側でも書き続けるだろう。ブログを始めて5年半。完全に生活の一部となった。今でも渾身のものが書ければ、口笛を吹きたくなるほど嬉しくなる。ブログは、生活のなかで生まれたどうしようもできない出っぱりを平坦にしてくれるものだ。日常生活での感情の起伏をなだらかにしてくれる。心のスキマが温もりのある文字で埋まるのだ。

 そして自分一人のために思い切って書くほうが、読者の反応がいいように思う。もともとそうしたスタイルの文章を書きたかったので、その願いは現在叶っている、ということになる。スマホのメモにブログタイトルのみを書いたものが50はある。少なくともそれらは成仏させねばならない。加えて雪だるま式に完全新規で一日2タイトル増えていく。さらに、一つ書き終わったころにはもう一つ書きたい欲が浮上する。どうやらしばらくはこの幸福な輪廻から逃れられそうにない。