モーニングページという言葉が定着したせいで、まるで夕方から夜になにか書くことが好ましくないことのように感じられる。書くことは本来それだけで思考が整理され気持ちがリフレッシュされる良き行いである。書いた時間帯を問うこと自体ナンセンスだ。中には、一日を乗り越えたタイミングが一番筆が乗るという人も多数いるだろう。だから信じればいいのだ。自分の書きたい気持ちを。書くことそれ自体が正義であり、美しい明日につなげるための準備なのだと。人は書くからこそ前を向けるのだ。人は書くからこそ今日をぐっすり眠れるのだ。