書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

ブログは脳の内側を見せること

 

 時間をかけて書くと、ゆったりとした思考の流れを見せることになる。時間をかけずにパパッと書くと、読む者の心を急かすことになる。だが、ほんのひと言葉が誰かの心の引っかかりを生むこともある。そんな偶然の脳のアドリブは、書く者読む者双方を幸せにする。文章の使い方とか、句読点の打ち方とかテクニック的なことはこの際どっちでもいい。伝わればそれでいい。

 ただし、スピードには要注意だ。書くときの脳は待ってくれない。脳は、書く者の手が脳の生産スピードに追いつくのを待ってくれない。だから、先程テクニック的なことはどちらでもいいと述べたが、早く打ち込むことに関しては重要なスキルといえよう。

 話が逸れてしまった。これも早口な脳の仕業であるから仕方ない。ブログは脳の内側を見せることであるという話。ブログとは醜態をさらすも良し、クールを見せつけるも良しなのだ。なぜなら、脳というのは、吐き出すときに全部吐き出さなければ、次の新しいことを生み出さないからである。よく、いいアイデアを思いついたから、いつの日か言えるようにしようとして、あとで取っておくことがある。しかし、その試みはおおよそ失敗に終わる。その事実ごと忘却してしまうからである。だから鉄は熱いうちに打て。「ブログも熱いうちに書ききれ」なのである。

 

ホットな脳は、ほっとなブログをきっと生む。