書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

週に一度、完全無意志の日をつくる

 

僕にとって無意思の日はだいたい、仕事のない土曜日もしくは日曜日としている。無意志とは文字通り、人間としての意思をなくし、本能の思いつくままに事を運んでいくことである。昼間からビールを飲み、夕食は出前を注文し、高尚な本は読まない。こんな感じで終始グダグダしている。無意志の人に自分磨きは不毛だからである。そうすると一つみえてくる。いかに普段は、判断に次ぐ判断で判断まみれになっているかということに。脳が擦り切れるくらいのもので、これは明らかにキャパシティを超えての判断行為による影響のせいだと思う。週に一度くらい、"完全無"の日がないと人間がもたない。週に一日くらい意思がなくてもあんがい生きていける。いやむしろそちらのほうがイキイキしている。