書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

アラフォー女性社員から大掃除マウントを受けました

 

 昨日が最終出勤日でした。3時のおやつどき、何やら周りが慌ただしくなりました。それで思い出しました。あ、今日大そうじだと。デスクに座りながら、申し訳ない思いを背中に滲ませながら、早く仕事よ終われ、と願っていました。一応僕もちゃんと焦ってはいました。キーボードのタイプミスもしながら。

 そのとき、背後から声が掛けられました。「よかったら、イスの下とか掃除機かけますけど?」「いえ、あの申し訳ないので…」「ついでなので大丈夫ですよ」

 結局掃除機をかけてもらったのですが、僕はわりと心を痛めました。心のなかで唸りました。何が正解だったのだろうかと。いつも仕事では人一倍の働きをしているという自負がある僕。それがこのたった一日で逆転してしまうという怖さがありました。

 この最終出勤日にかぎっては、週に2日しか出勤してない(大掃除に捧げる)派遣社員さんよりも、僕のような(大掃除に参加すらしてない)正社員のほうが敵対視されるのです。彼ら派遣社員さんは正直いって、業務量も少なく大掃除に全力を注げます。世の中はなんて不平等なのだ、いや逆にこれが世の道理なのかもしれない。

「終わりよければすべてよし」とは、裏を返せば「終わりよくなければすべてダメ」という意味なのです。来年の年末こそは、と思い馳せるも具体的な解決策を見いだせてない僕なのでした。まだまだこの問題を考えるとアンニュイな気持ちになってしまうのです。まぁね、落ち込んでてもしょうがない。新年はみんなに平等にやって来ます。来年はきっと良いことあるはず!切り替えます。