じっさいにそうである。ほんとはやりたい生産的なことすべて、スマホのひと触りで台無しになる。読書、旧友へのメッセージ、部屋の片付け。ふつうに生きていると、やりたいこともやるべきこともたくさんある。スマホなんか就寝前の5分で本来いいはずだ。なんの支障もない。一日でいいから本のことだけ考えていたい。本の世界にだけどっぷりハマっていたい。そんな現代人はきっともうほぼ絶滅している。スマホありきの生活しか用意されていない。追いつめられた僕らのせめてもの抵抗は、脳破壊開始と唱えること。魂まで奪われていないことを証明する唯一の方法だ。