書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

心の一部になるものにお金を使う

 

キラキラの宝石、カッコヨイ腕時計、オシャレな財布。人間の欲望というものは底無しだ。新製品が出るたびに心奪われてしまう。そう。人間は、欲望持ちに加え、新しいもの好きときている。

 

体験にお金を使う人、交際にお金を使う人、増えてきてるらしい。時代は変わる。所有欲からトキメキ重視へ。物欲という衝動に突き動かされし消費行動は虚しいだけだが、本や映画といった心の足しになるような類の、一度それを享受したら、(心のなかに)ずっと消えないものたちという一定のハードルをもったら、もっと日々穏やかに、画面越しの最新情報に振り回されることなく丁寧な日々を送れるはずだ。心の一部になるか否か、それは購買行為における明確な一つの基準となり得るだろう。