課長、次長、部長。上りつめるほど権限はあがる。しかし権限と人望は比例しない。きらいな上司から指示された場合と、尊敬する上司から指示された場合とではもう、出発点の時点で雲泥の差がある。モチベネガティブからのスタートか、ポジティブからのスタートか。そもそも指示に従ってやらずにいようと部下から思われだしたら終わりだ。目の上のたんこぶのように扱われる。まずは人望を得ようとする前に、どうすれば共感を得られるかを考えてみる。目線の角度を下げてみる。偉そうな角度を変えてみる。周りをよく見て、人によって口調や態度を変えずにここぞという場での適切な一言。リーダーの素質は天賦の才ではなく、日々の観察の賜物。