書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

残業は割に合わない

 

 「残業」とは定時を超えてもなお会社の業務に着手すること。一時間あたりの残業の価値を把握しているだろうか。お金に換算すると余計に虚しくなるから私はしていない。自分の人生の時間を削っているのにも関わらず、大変僅かなお金である。残業は率先して行うものではない。

 定時が過ぎた瞬間から、各人の自由にまかされる。強制残業をさせられている訳ではないが、最終的に自分で残業をするという選択をしているのだ。残業は、自分の人生の時間を切り売りしているような惨めな心持ちにさせる。

 残業はその場の簡単な思いつきでするものではない。その言葉のもつ意味合い以上に、重要な選択をしているのだと改めて自戒しなければならない。「軽はずみな残業」は不幸への入口だというのは、決して誇張ではない。