書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

一言多い人は仕事ができない

 

人にお願いしたり、お願いされたり、仕事はひたすらその繰り返しだ。そんな無数のやりとりの語尾にご丁寧に「はぁ」「えっ」「ちょっと」とか無意味な一言をつける人がいる。相手に向ける訳でもなく、自分に言い聞かせているつもりなのだろうか。こちらとしては、とっさに耳を防護でもしない限り、その無意味な一言を受け取ってしまうのだ。いちいち口に出して、周囲に不快を振りまき、チームの士気をさげる人。社会人失格だ。反対に、常に他人を笑顔にさせる(不快にさせない)という人もごく一部存在する。あの人からの仕事はなんか断れないな、力になってあげたいなと思わせる力がある。それは日々の積み重ねでしか得ることができない。だれかの喜ぶことを一生懸命考えられる人は、だれかからまた一生懸命尽くしてもらえる。愛してもらえる。Give and Takeとは少々ちがう。好きな人からの頼み事は、損得勘定なしで二つ返事で請け負うものだ。そこに理性が働くスキはない。力になりたい、というその心は一瞬で働く。まずは、どんなことが起きようともカリカリしない、こんな簡単なことから始めよう。昔、人間関係は人間最大の悩みだと偉い誰かが言った。なら、たった一つそれを無くすだけで世界は180°様変わりするだろう。我々社会人は、個人商店の集まりではない。同じチームの一員同士なのである。