書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

頭空っぽになるまで書き続ける

 

最後空気になるまで、ひたすら書き殴ればいい。心の中のモヤモヤをすべて吐き出す。そうでもしないと、本音と建前の日本社会で生き抜くことはできない。息苦しくせせこましい人間関係のなかで、書くことは「酸素ボンベ」のようなもの。二酸化炭素しかない有毒な海にある、唯一の酸素。たとえば何かを話すとなるとハードルは高まる。話を聞いてくれる他者が必要になるからだ。しかし、書くことは限りなく一方的行為で、なおかつ自己中心的であってもなりたつ奇跡の行為だ。我々はもっと、書くことに頼っていいし、お気に入りのペンとノートがあってもいい。