運動を続けると健康体になり寿命が伸びる。気分も晴れやかになり、いいこと尽くめである。
いっぽう、人生の濃さを決めるのはやはり思考量だと思う。人生という膨大な時間を、ただ漫然と流されるままに生きていくのは、余りにももったいない。思考することで人生という時間を設計できる。美しい人生は、他人をも動かし周囲へ影響を及ぼしてゆく。
そうかといって、いきなりきちっとした思考をするのは難しい。まずは思考の蓄積をすることだ。手帳でもノートでもチラシの裏でもいい。いま考えていること、すべてを吐き出すのだ。理想は呆然と吐き出すこと。
気づきが得られ、新しい発見が必ずある。
その思いの一覧を目に見える形で羅列させることで、たとえ達成せずとも、どこか誇らしい気持ちになる。それを継続することで、使命に目覚める瞬間がきっと訪れるはずだ。
人生の長さは運動量で決まり、人生の濃さは思考量で決まる。