あたかも手帳を「一冊の本」に仕上げるべく、字が汚くても、疲れてても、頁が折れ曲がってでも、書き込んでいくようにする。
たとえば、自分が逝ったとき、自分の伝記が薄っぺらだったら悲しいように。書いた量は生きた量に比例する。
そして自己肯定感もなんやかんや上がる。
もしも、後日見返した手帳がまっしろだったら、なんだか寂しくて夜な夜な咽び泣いてしまうに違いない。
日々、1ページ1ページを自分の手で紡いでいく手帳こそ、人生を生き抜くうえで最高のバイブルであり、どこにも売られていない最高の本なのだ。