こんな一文をとある本で読んだ。私はようやく開き直ることができた。だから人があれやこれや思い悩むわけだと腑に落ちた。人間の思考の9割が否定的なんだもの。ネガティブ思考とかポジティブ思考とか関係ない。ボジティブというのはきっと、たまたま残り１割の頭の中で浮かんでいるだけのことなのだ。この方針に沿って考えていけば、常人でさえ9割否定的なのだから、普段からガミガミうるさい人なんかはきっと10割否定的なのだろう。それは放っておきたくなる。どうでもいいし、むしろ距離を取っておくのが一番だということが直感で分かる。何を言っても心に届かないのだから。だが、今回の話はフンフンくらいに聞いておくのが丁度いいだろう。信用しきってこの方針に基づいて行動していけば、さすがにその末路は現実生活にとって良いものになるとは思えない。自分が悩むのは仕方ない、他人が悩むのもまた仕方ない。このくらいのほどよい認識くらいで私は置き換えようと思う。
