書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

無理は蓄積する

 

それはひょっこりと心に潜むもの。

 

昨日のブログでお伝えしたように私はいま扁桃炎を発症していて、会社を休んでいる。ネットでその症状について調べていたら、体の抵抗力が下がった状態で細菌に感染することが原因のようで、特に20〜30代に発症しやすいとのこと。

 

そして、もはや全病気の原因なのではないかというストレスという記載もあった。なんでもストレスのせいにしてしまえというヤッツケ感が否めないので、私はあまりこの手の原因については信用していない。

 

だが、身体的な抵抗力(免疫力)と精神的なストレス対抗力の低下は、心身両面における弱点である。その意味ではウイルスに最も弱い状態が今の私なのだと思う。

 

私はこのように体が弱っているときは、過去最近の自分の生活習慣について思いを馳せる。仕事テキパキやりすぎたかなとか、考えても答えが出ない問題を考え続けていたかなとか。直近の失敗をついつい思い返してしまう。

 

人間というものは往々にして、健康なときに健康を意識せず、不健康なときにこそ健康を意識する。そういう生き物であることを強く実感した。

 

健康のときは健康を考えるよりももっと重要そうな課題が目の前にあるので、日々その処理に精一杯になりがちだ。

 

しかし体の悲鳴というものは急にくる。日々の蓄積がドバっと溢れ出す。その日まで体は健気に持ち堪えてくれていたのだ。体は声を発しない。そのぶん普段から気をつけながら、ちょっとした違和感=体からのメッセージに心の耳を傾けながら生活していくことが必要なのだと思った。

 

皆様もどうかご自愛くださいませ。

無理は蓄積します。