最後に幸せと言ったのはいつだろうか。
おいしいものを食べたとき
壮大な映画を観終わったとき
あこがれの人とデートできたとき
幸せの形は人それぞれだ。
幸せは心のなかで十分感じることができるが、幸せが堪えきれなくなったとき、人の口から思わず言葉がこぼれる。それが幸せの最大級ではないかと思う。
僕は、美味しいものを食べたときはうんうん頷きながら「おいしい」と言ってしまう。そちらのほうがより幸福を感ずるような気がする。
幸せを閉じ込めないで、外に放出していく。
深夜まで夜ふかしして幸せ、新聞屋さんよりも早起きできて幸せ。幸せの形は人それぞれであり、幸せは他人と比べるものでもない。幸せは相対的なものではなく、絶対的なもの。自分が自分だけが強く感じるもの。
幸せを声に出していこう。幸せは逃げないから。
むしろ幸せが増してゆく。
声に出す「幸せ」には、幸せを増幅させる効果がきっとある。幸せは連鎖する。