書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

社会人が月に160時間課金してるもの

 

法定8時間✕約20日=160時間を我々は課金している。そこそこサボる人でも、時間一杯目一杯がんばる人も同じように160時間は失われていく。息をするのは給与日だけ。我々は地で160時間奪われゆく環境下にある。定年65歳として大学新卒22歳で入社する場合、計43年間を捧げる。月最低160✕12ヶ月=1920時間(1年)✕43年間=生涯のべ82,560時間となる。ドラクエが800回クリアできる。好きな車が5台くらいは乗り継げそうな気がする。たくさんの人を、好きになれる。月に50000円100000円のソシャゲガチャでさえ霞む月160時間のインパクト。時間とお金は等価交換できない。やり直しができない以上、失われた時間のもつ意味合いは重い。だがここで悲観的になる必要はまったくない。解決策はいたってシンプル。160時間という決められた枠組みの中で、より素晴らしい時間を過ごそうと意識すればいい。なにか一つ変えるにも十分すぎる時間数だ。より素晴らしい人間になればいい。くだらない職場の愚痴をこぼすのをやめればいい。人の粗さがしをやめればいい。お客さんの言うことにもう一歩踏み込んであげればいい。その場でしかできない経験は、そのとき一回切りしか巡り会えないかもしれない。もう二度とこない今その時時を強く生きよう。だらっと数十年より、くっきりと一日を送ろう。