書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

平日朝5時半と休日朝5時半のちがい

 

 僕は考え事が多いときや、神経が過敏になっているときは朝5時台に目覚めてしまう。まあ僕に限った話ではないだろう。泥のように眠ることもできない、つらくもある時間だ。だが悪いことばかりでもない。たとえば、多忙で一週間そんな日が続いたとき、僕はある一つの法則性に気づいた。平日と休日に早起きするのとでは、その使い方やモチベーションが全然変わってくるということ。平日に早目覚めできたとしても、いずれ出勤しなければならないという厳しい現実が待っている。憂鬱だ→もう少し眠っていよう。すごくきれいに僕の場合はこうなってしまい、そのまま惰眠を続行するという流れになる。しかしどうだろう。きょうのような休日の場合は、むしろ早目覚めできたのなら、このまま起きねば損損といわんばかりにベッドから跳ね起きた。そして、コンビニに朝刊を買いに走り、コーヒーを点て、今日したいことをぼんやり考える。休日は早起きをムダにしたくないという思考が働くのである。平日は早起きしたところで仕事が待っているだけだから、朝から出勤までの時間はいわば「他人の時間」であり、休日は早起きすればするほど永遠に「自分の時間」である。いわば自分の時間がふえるのだ。このあたりに、早起きに対する潜在的な価値観の相違があるんじゃないかと思う。現在6時11分。早起きしてから41分が経った。眠い。有効な早起きをしたところで眠気がなくなる訳、でもない。そりゃそうだ。しかし、僕はこの「有効な早起き」によって生まれた時間をブログ(自分の思考を文章化すること)に費やしている。どうやら、好きなことを逆算するには「有効な早起き」をすれば簡単に前倒しできるらしい。たまにする休日の早起きは、やはり侮れない。