書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

いつも心に折りたたみ傘を。

 

悲しみの雨が降ったとき、大丈夫なように、いつでもさせる折りたたみ傘を心に忍ばせて。悲しみが溢れ出しても、傘は受け止めてくれる。雨は必ず止むもの。止まない雨はない。だから悲しみも必ずいったんは終わりを迎える。悲しみは永遠じゃない。喜びも永遠じゃない。だけどどんなときも人の心は、平常に戻ろうと、平常を保とうというふうに出来ている。人生において、誰しも自分という一人しか動かせない。イキイキして生きるか、グズグズして生きるか。生き方はすなわち死に方で、人生の仕舞い方でもある。自分一人、家族一つ、地球一つ。この壮大な奇跡を前にして、しょんぼりしてる時間すら惜しいことに気づくはずだ。