書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

幸せは自分の中にだけ転がっている

 

今日一日で何もできなかったと嘆く人。今日もコーヒーが美味かったと一言だけ最高の笑みで言う人。同じ人間なのになぜここまで違うのか。多くを求める人、最小限を求める人。なぜ無欲のほうが幸せふうに見えるのか。それは幸せのキャパシティが少ないから。幸せMax10の人と、Max1の人。9でもまだ足りない人、1で十分だという人。あなたはどっちを選ぶ?というほど簡単な問題じゃないけれど、ちょっとずつ幸せに完璧を求めることを少なくすればいい。幸せ完璧主義者を少しづつ辞めてみるのだ。本を読めば読むほど幸せは迷宮入りする。それは他人の中に自分の幸せを見つけようとするからだ。最初からそんな無理なことをしようとしてるから、いつまで経っても不幸せの袋小路なのだ。ここであの質問。あなたの好きな飲み物は? 牛乳でもトマトジュースでも水道水でもなんでもいい。今日も〇〇が美味かったです。以上。これが言えたらその日一日なんだっていいのだ。ハッピーisシンプル。もう今日から新しい自分を期待して高尚な文学や映画になんて触れる必要はない。だってほんとの幸せは自分の中にしかないのだから。