書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

終業5分前の電話こそ取ったほうがいい

 

たとえば17時00分が退勤時刻として、16時59分にかかってきた電話をとるとき人は何を思うだろう。おそらく万人が最もネガティブに感じる電話ではなかろうか。だが私はそんな電話こそむしろ率先して取るようにしている。もしかしたら、電話をかけてきた人は、最後の望みをかけて電話してきているのかもしれない。もしこれを取ってあげなければ、翌営業日に持ち越される。それは結果的に、お客様を一晩待たせつづけることになるのだ。一緒に働く同僚たちも、同じように救われた気持ちになるだろう。そして、行動者自身も、いいことしたなという自己肯定感に包まれるのだ。まさに三者三得のWin Win Win。私はこの新しい習慣が気に入っている。いちばん手近な隣人愛ではないかとさえ思う。