書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

人生とは今日一日のことである

 

こんな昔の言葉を今思い出した。一日を大事にできない人は、人生をも大事にできない。朝これを思い出してもいいし、夜に思い出してもいい。一日を目一杯生きようとする姿勢は、しぜんと人生全体を心の底から謳歌することにつながるであろう。ごめんなさい、これはあとづけです。この言葉に関しては深く考えなくても、勝手に胸に突き刺さってくる。人生が永遠だと思ったか?一日が一瞬だと思ったか?そんなわけあるまい!とこの言葉は嘲笑っているかのようだ。本音を言うと、一日が一瞬ではないし、人生が永遠でもない。だが、少しよそ見をするとすぐに足元を掬われ、深い穴に突き落とされる、そんな恐怖感もこの言葉からは感じる。人生とは今日一日のことである、一月に一回は思い出したい言葉だ。大変恐ろしいけども。なんてったって、自分の今置かれている立場によって、汲み取る意味がまったく変わってくる言葉でもあるからである。