書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

365✕自分

 

自分は、毎日違う。今日は今日、明日は明日の自分がいる。だからいくらその日が最悪の日だろうが、最高の日だろうが、翌日にはもう関係のないこととなる。明日も明後日も来週も、自分はこの心と身体で生きている。日毎日毎で一喜一憂することがいかに無意味なことかがわかるだろう。精神をすり減らすだけである。私は今日はツイてるとか、今日はツイてないという言い方がきらいだ。一日単位でしか物事をみていないからだ。そのときは一見重大そうなことでも、後でふり返ると案外大したことではない。そういうことを人は自然と忘れるようにできている。おそらくそれらは、人間が未来に向かって歩みをとめないための天からの授かり物なのだと思う。