書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

他人の補語をおぎなう毎日です。

 

要領は得ているのだけれど、こちらの頭の中にパッと話が入ってこない人っていませんか。その人、必要最低限の情報しか伝えてくれてないから なのかもしれません。

 

相手は、自分の言いたいことをこちらが言って(補って)くれたという晴れやかな顔を見せます。いやいやそんな晴れやかさを出すんだったら、初めから一発で伝わるような言い方をしてくれたらよいのに。まあこちらも人のこと言えた分際じゃございませんがの。日本語は、てにをは助詞が一つでも違えばまったく意味が変わってきます。

 

でも、それ以前の問題:時系列くらいは言ってほしい。いきなりパッと言われてパッと切り替えせるのは中堅のお笑い芸人でも至難の業なのですよ。子供向けアニメでも、本編入る前に前回までのあらすじ紹介から入ってくれるものだ。それを昨日おとといとか、もっと以前に話していたことをあたかもついさっきまでやりとりしていたことの延長線のような形でしぜんに話を再開しないでもらいたい。

 

記憶の彼方のお話であっても、やはり子供アニメのようにあらすじの導入部分から入ってほしいと思うのは贅沢な悩みなのでしょうか。僕はその度にうーん聞き手に優しくないな、コミュニケーションって言い手の独壇場か?と唸る訳であります。

 

聞き手を思いやる気持ちのある人・ない人は何回か話しただけで分かります。もちろん僕のほうも、他人の振り見て我が振り直せ精神で日々気をつけたいものです。性根は良い人なのに、コミュニケーションが仇となって信頼されないのは勿体ないお話ですから。