書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

帰宅後すぐジーパン履くのがやめられない

 

帰宅後ドアを開けて、我が家に飛び込む瞬間は、いくつになってもたまらない。会社に持って行っていた水筒や弁当箱を流し台へ解き放つ。テレビはつけない。雑踏から開放された暫しの静寂を味わい噛み締めるのだ。と突然ジーパンを履く。パジャマではダメだ。眠くなってしまう。体が眠る時間だと錯覚するからだ。20時や21時とかに眠るような夢のない野暮なマネはやめよう。装着ズボンはなるべくジーパンのようなタイトな物が好ましい。面倒くさいからベルトまではしない。フトモモのラインが強調される。先程味わった束の間の解放感からの束縛感。このギャップがたまらなくいい。自然と姿勢が伸び、スーツという名のちょろい鎧を取っ払った直後のためオフ感も強い。アフターファイブは休日だ。夕方から翌朝までにわたる12時間。自分だけの12時間。生かすも殺すも自分次第。はっきりオフと認識した時間を過ごすことで、にんげん、踏ん張るときにちゃんと踏ん張れるもの。あなたもジーパンにその身を委ねてみませんか。