書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

自己肯定感という言葉が生まれたからその感覚が備わった

 

言葉がそもそも存在しなかったら、その言葉通りの感覚はなかった。三日坊主という言葉があるから、みんな三日でやめてしまうのだ。言葉の力は物凄い。無限の人の心を簡単に変えてしまう。新しい言葉は新しい概念だ。流行語は時代が変わるほどのインパクトをもたらす。そうかといって、たとえば自己肯定感が自分に全然ないからといって、必要以上に求めなくてよい。しょせん言葉はあとづけだ。自己肯定感という考え方を流行らせれば、本が売れるし、ユーチューブ回るし、それに付随するタレントが売れる。この資本主義社会、大きな大人の思惑が絡んでいることも大いにあるのだ。鎖のようなコトバ、それはもはや勇気をもらえる言葉じゃない、勇気を奪う怨念だ。だから前を向け。しょせん言葉は飾りに過ぎない、時代に迎合するな、思いの丈を言葉にするのだ。魂の叫びだけ信じていればいい。後づけの言葉なんて、真っ赤なイツワリだ。