いちばん簡単な感謝。その日生きた１日全体にありがとうと伝える。すごくざっくりした、こんな敷居の低い感謝でも、我々はまったくできていないのではないか。試しに私は、今日も1日ありがとうと思った日は「今日も1日ありがとう」と手帳に書くようにしてみた。結果、そのような日はひと月に２日しかなかった。そしてさらに分かったことがある。感謝した２日とも充実した１日を過ごしているのだ。これは感謝と行動に相関関係があるように思えてならない。恐るべし、ありがとうの5文字である。就寝前がしんどいなら起床時でもよいこととする。どちらにせよ、こんな簡単なことで１日が好転すること請け合いである。
