課長との面談、新規営業、忘年会の予約、、やりたくないことなんて毎日山ほどある。往々にして、やりたいことはその山に埋もれてしまう。そして、またやりたいことから遠ざかるというお決まりの悪循環にウンザリする。いや待てよ、と立ち止まってみる。人生の終わりまでずっとこんなことを続けるのだろうかと。
こんなことというのは、やりたくないことをやり続けることではない。やりたくないことについては、全人類が背負っているものであり、そこから逃れられる術はない。やめるのは、いやなことを先々まで考えることだ。人生終了前夜までそんなことをするのか？そんな訳はない。これまで働き詰めだった人であっても、せめて余命宣告がくだったときくらいは、残りの余生を精一杯謳歌しようとするものだ。やりたいことで埋め尽くすのが理想の最期だと思うものだ。
ネガティブについて考えるのは、今日だけでよい。今日とは文字通り2023年9月19日のことだし、明日とはむろん2023年9月20日のことである。その日以外のことは考えない。というか考える必要がない。なぜなら、全部、明日の自分がなんとかしてくれるからだ。
