書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

必要なネガティブ

 

たとえば、完璧に仕事を終えたぞ!というときでも後からふと冷静になったりする。最悪を想定する、とまではいかないが、悪い結果をつい想像してしまう。本当はどこかミスってるのではなかろうか。蓋を開けてみれば、案外うまく事が成っていることのほうが圧倒的に多い。それがわかっているのに、なぜ人はネガティブなほうを一瞬でも想像してしまうのだろう。

 

その意味は2つあって、一つは、次の失敗をしないようにより慎重になるためだと思う。もう一つは、失敗しても心に傷を残さぬようにするためだと思う。事前に心の準備をすることで、未来に人は傷つきすぎることを抑えられるのだ。

 

あなたがネガティブなんじゃない、そのネガティブによって、むしろあなたは心から守られようとしているのだ。

 

いやなこと・想像するのは・自分のため

字余り、心の俳句。