書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

祝福のお返し

 

先月、同じ部署の女性職員が結婚された。それに伴い、結婚式の祝電のお金をみんなから募って、その子に素敵な祝電を贈ろうという話になった。そのときは喜んで募金した。そして今日、そのときみんなで渡した祝電のお返しをその女性職員からいただいたのだった。クッキーだった。少し、違和感があった。祝電のお返し・・えっ祝電のお返し? 中身は有名なところのお抹茶クッキーだったので一瞬で飲み干したが、やっぱり違和感はまだ口の中に苦く残っていた。日本人らしいといえば日本人らしいが、少々日本人らしさを全面に出し過ぎじゃないですかね。このお返しのラリーはいつまで続くのだろう。まぶたの裏に福原愛。ッサァー。はてなが飛びかう僕の頭の中では、「祝電のお返し」という諺が新たに生まれました。意味はもちろん「えっ、それいる?」


小話をもう一つ。本日会社帰り、ドラッグストアでティッシュペーパーを買いにレジに並んだ時のこと。新人店員なのかどこかソワソワしている。黒縁眼鏡の高校生とみた。いずれにせよ年の若そうな店員。僕のお会計は、ティッシュペーパー1個 計283円。なのに、はい、お買い上げありがとうございますッ!合計2830円でございますッッ!! はっ、なにいってんの。ケタすっ飛んじゃってんじゃん。終業後の買い物。ごめんよ、こっちはつかれているんだ。余計に仕事の疲れが増したようだった。つっこむ気力も、愛想笑いする余力もなかった。そして僕が支払った金額は503円。はいありがとうございます、503円お預かりしまっすッッ!いや、そこは5030円だろうッ!気づけば心のなかでツッコミを入れていた。