なんなら部長のその言葉だけでなく、部長の仕事全般における考え方そのものが違う場合だってある。さらに本人と周囲の自己評価へのギャップも乖離しているときがある。部長的にはまわりとコミュニケーションが取れていて、仕事も滞りなく進んでいるという最高ランクSの自己評価を下しているかもしれない。しかしだからといって、周囲も同じように評価しているとは限らない。BなんならC評価ということもあり得る。そんな混沌たる状況のなか、誰が誰を信頼できて、誰が誰を見下しているかなんてバラバラだ。人それぞれである。そして他人は変えられない。永遠に。ならば毎日だって変えられる自分の軸は確固たるものでなければならない。自分を信用できなくなったとき、自分の居場所を見失う。自分の居場所さえわからないのに仕事の目的などわかるはずがない。課長軸、部長軸、社長軸色々あるが、自分軸で生きてみないか。自分の胸に問うたら、二つ返事でYESと返ってきた。目上の人がいくら口酸っぱく言ってきても、じぶんに確固たる意志と考え方があるのなら、一度はそれを信じてみるべきだと思う。
