書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

日に日に老いゆく部長が心配になる

 

僕が入社したころは、眼光鋭くオーラもあり、頼れる屈強な人というイメージだった。だがここ数年、とりわけここ数週間で咄嗟に老いていると感じるのだ。

 

たとえば、部下からの「問題が起こりまして」という報告に対し、「ほぉ、問題、、」と間の抜けた意味のない相槌、ただの復唱をしたり、複雑な利益計算とかの問題を自分の頭で理解しようとしなかったり。咳が突然とまらなくなったり(これが一番心配)

 

性格の変化までは辛うじて見受けられないが、いつか人間の芯まで変わってしまうのではないか。いつか、部下からの報告もすぐ忘れてしまい、部下から「部長が仰っていた先日の件ですが」という記憶頼みの会話ができなくなってしまわないだろうか。

 

部長、大丈夫ですか?

 

言いたいのをグッとこらえ、部長の動向をそれなりに気にしている。