書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

ベッドは寝るところ

 

最近、就寝する気もないのにただスマホを持ち込んでゴロゴロするためだけの、そんな無為な時間をベッドで過ごしている。ダメなことだと分かっていても、惰性が怠け癖がそれを許さない。ラクなほうへラクなほうへ。今の今まで仕事でムチ打ってきたことも要因として大きいだろう。だが本来、ベッドとは人間が疲れをとるために休むだけの場所である。トイレも本来ただ用を足すためだけの目的であったはずだ。それがあらゆる場所で映画館になったり、つぶやきマシーンになったり、頻繁に手のひらのほうへ意識が飛びすぎだ。よしきめた。今日ぐらいは寝るという決心と、ベッドに足を入れることの間には何も挟まないこととする。寝るといったら寝るのだ。悲しい哉、ただそれだけのことさえ決心しなければ達成できない。どうやら人類は、順調に衰えていっているらしい。