書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

休日の午前は新しいことだけやる。

 

休日の午前は、一週間で最も体力の有り余っているときである。だから、無理矢理にでもムチ打ち頑張ろうと思うのだ。時間の大切さと向き合う中で、一つの結論を得た。休日の午前は新しいことだけやってみるという試みを思いついた。そして今日、土曜日がやってきた。今日は朝起きて、そのままベッドの上で新しい本との出会いを楽しんでみた。結果購入には至らなかったが、それでも新しいものに絶えず触れる幸せを実感した。朝はやる気と好奇心に満ち溢れている。同様のことを就寝前ベッドでやっても、すぐに眠気が来て途中で投げ出してしまうだろう。いつかのテレビで若手の女性科学者が言っていた。毎夜本を一冊読むことを習慣としていること。流石にこれほどのことが習慣化するには、相当の努力と好奇心が必要であろう。それも、就寝間際まで持続する異次元の好奇心が。


午前に実行することは、新しいことだけでなく、今までやりたかったができていなかったことも「朝」と相性がいい。ただ、それを行うには当然のことながらその内容を思い出さないといけない。つまり、常にやりたいことをイメージすることが朝に思い出してくれるきっかけを作るのだ。さらに慣れてくると、明日の朝に実行することを自ずと決められるようになってくる。そのイメージがそのまま、明日への活力とモチベーションに繋がるのだ。

 

朝の危険行為は、たとえば、スマホアプリの周回クエストなるものだ。何時でも出来るただの単純作業を朝の黄金時間にわざわざすることはない。一日のうちに思いついたそのときに一切の苦労なく片手間で実行可能なことの優先順位は低い。生産行動を午前に、消費行動を午後に。朝のはじまりは良いことのはじまり。鼻をほじりながらでも実行可能なことに朝の黄金時間を費やす必要はない。