書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

運動する新人類

 

ジムでの運動を始めて今日で一週間になる。内容はシンプルで一日30分走るのみ。これがなかなか良い汗をかく。汗が出るとドーパミンとやらが湧き出して、体だけじゃなく脳にも好影響らしい。さらに、せっかく運動を始めたので、運動を全肯定する本も最近無性に漁りだした。

 

当然のことながら、人類が狩りをしていたころの石器時代に比べて、格段に運動量が落ちたと言われている。運動するという行為が生きるために必要でなくなったからだ。そりゃあ運動せずとも、長生きできる時代にわざわざ体にムチ打つようなことはしたくない。誰しもが思う。

 

しかし一方で、運動の真の良さに気づいた人だけが、いちはやく日常生活にそれを組み込んでいる。つまり、堕落していくのも人類であるし、自ら研磨していく姿というのも人類なのだ。

 

一見しんどいだけのことも、実は楽しく意義のあることだと気づいている一部の人たち。彼、彼女らのことを私は敬意を込めて新人類と呼びたい。オーバーかもしれないが、みずから進んで運動をするのが新人類であるなら、運動をしない選択をするのは旧人類といえよう。