書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

やさしい配達員に感謝の拍手を。

 

 仕事帰り、ポストに再配達の不在通知が入っていたら悲しいもの。しかしここ最近は再配達まわりがとても気持ちがいい。驚くべきことだが、再配達依頼をする前に、荷物到着日の19時以降の適当な頃合をみて荷物を届けてくれるのである。たったそれだけでめちゃくちゃストレスが減った。配達地域や配達員、宅配業者の違いはあれど少なくとも私はそのラッキーをいま享受している。

 もしくは、私の場合、平日はほぼ確実に19時には帰宅している。もしかしたら、それが宅配データベース等にデータ蓄積されているのではないか。そうなれば夢にまでみたAI活用配達新時代だ。人間の欲望が失われない限り、自分の望んだ品物がすぐに手に入る喜びはずっと無くならない。むしろ表裏一体でこれからも対を為していくものだろう。

 まあしかし、今回の件は、配達員のおじさんの気まぐれな優しさのような気もしている。よく運んでくれる配達員の顔を僕は覚えている。おそらく向こうも僕の顔を覚えている。顔見える、名前も知らぬ、やさしさよ。今日も明日も風に乗って、想いを夢に乗せ、運んできてくれることを楽しみに待ちます。玄関口、ボソボソと口ごもっていつもちゃんと言えてないけれど、配達員さん、感謝しています。

 夢の自動再配達!? いやいや、僕にとっては、生身の配達員さんの手でこれからも運び続けてくれるほうがずっと奇跡であり、ずっと夢なのです。