きんようびの朝5時50分。いつもより早く起きた。全能感による目覚め。たぶんきのう会社で褒められたから。自己重要感がみなぎっている。心の余裕ができている。これからもっと本を読み、経験をつみ、自己成長し、もっとチームの誰かに尽くしたいと思える。国の歴史すら変えてきた、人としての善の感情だ。お菓子やジュースはほどほどでいいと思える。娯楽食に逃げる必要がないからだ。むしろ“ムダ”は排除したくなる。人生をまっすぐすすみたくなる。働きさがりの僕、育ちざかりの子ども。まいにちたのしい。それなりではなく、かなりの幸せ。手からこぼれ落ちるほどの幸せ。映画のような人生。ああ今ボクはとても主人公している。