書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

なんにもない日に名前をつけましょう

 

今日は何もなかった。むしろどちらかといえば悪いことが目だった日だった。目だった日だったってなんか韻を踏んでるな。おもろいな。よし今日は目デーと名づけよう。何事も為せなかった日はたくさん存在する。だがそれらは決してムダじゃなくて、いまのじぶんを少なからず形づくっているものである。ほんとうにムダな日というのは、名前もつけてもらえずそのまま過去の渦に葬り去られたような日のことを言う。最強のチェンソーマンに食べられたものは、名前ごと消えるように。名前の消失は存在と、さらに過去の存在の軌跡までも葬り去ることである。最悪の罰といえる。だから、どんなにダサくたっていいので、1日1日、その日の終わりに名前をつけてあげよう。そうすれば、ふしぎとしぜんとせすじがのびてくるもんだ